クミカWebレポート vol.6

農事組合法人「和郷園」訪問記

お弁当を彩るミニトマト

お弁当を彩るミニトマト

千葉県香取市。関東ローム層の肥沃な大地が広がる千葉県北東部は都心から程なく離れた農業地帯だ。
この地でミニトマトを生産する 長瀬浩行さんを訪ねた。
合計で25aとなるハウスの中には受粉作業を助けるマルハナバチが飛び交う。トマトの安定した着果には着果剤が必要だが、このマルハナバチとの併用は、「ちばエコ農産物」の生産に積極的に取り組む長瀬さんのこだわりの一つでもある。
品種は「ラブリーさくら」。糖度と酸味のバランスに優れ、ジューシーな甘みと旨味を同時に感じることが出来る。
昨年8月に定植した苗はその年の10月から次の年の6月まで収穫が続く。栽培が長期に渡るため安定した品質と出荷を維持するのに病害虫等の管理で苦労は多いが、「このトマトだったら食べる」子供達もいるという。そんなリピーターの笑顔がなによりも嬉しい。
真っ赤に色づいたミニトマトは今日も都心のどこかでお弁当を飾る。

自然循環型農業に取り組む「和郷園」

自然循環型農業に取り組む「和郷園」

長瀬さんらが生産する「エコ農産物」は農事組合法人「和郷園」に出荷される。
「和郷園」は千葉県北東部8市町村にまたがる出荷組合員約90名からなる出荷団体。平成10年に若手農業者が、任意産直団体を法人化し設立したもの。コンピュータによる圃場・栽培履歴管理、統一農薬基準の設定・遵守に取り組み、安全・安心な農産物を出荷している。
その活動理念は「生産者の自立~健康・環境・調和」。農産物の加工時や取引先から出る残渣を再利用できるリサイクルセンターを設け自然循環型農業に取り組んでいる。
一昨年、国際基準である「ユーレギャップ(Eurep Gap)」も取得した。
農薬については、「ちばエコ」を据えて、統一農薬基準を設定。安定した品質・出荷のために必須な資材と認識し適切な使用量を遵守しているが、より低減を図れればと考えている。
使用成分回数にカウントされない微生物農薬「エコショット」に期待を寄せる。

使いやすいエコショット

果皮汚れが少ないのはもちろん、また混用の幅が広いので使いやすい。葉面散布の感覚で扱うことが出来る。

ちばエコ農産物を生産する長瀬さん。微生物農薬「エコショット」を使用しての感想を伺った。
「果皮汚れが少ないのはもちろん、また混用の幅が広いので使いやすい。葉面散布の感覚で扱うことが出来る。」
ネックは価格だ。「現在の希釈倍数は1000倍登録のみ。今後2000倍登録も取得の見込みとか。使用の幅の広がりに期待したい。」

地産地消の推進地域コミュニティーショップ「風土村」

エコショットとは

エコショットとは

自然界に存在する細菌バチルス ズブチリスD747菌の芽胞を有効成分とする園芸・果樹用の微生物殺菌剤です。発病前に散布することにより、植物体上で病原菌より先に定着し、病原菌の活動を抑制することにより防除効果を発揮します。

エコショットの特長

  • 果菜類やぶどう、かんきつ灰色かび病トマト・ミニトマト葉かび病なし黒星病、にらの白斑葉枯病に有効です。
  • ぶどうの灰色かび病に対して収穫前日まで使用が可能です。
  • 拮抗細菌を有効成分とする微生物農薬です。
  • 発病前に散布することにより、植物体上で病原菌より先に定着し、病原菌の活動を抑制することにより防除効果を発揮します。
  • 既存の微生物農薬と比べ果菜類に対する汚れが極めて少なく、取り扱いが容易な顆粒水和剤です。
  • ミツバチ、マルハナバチなどの有用昆虫に影響が少ない薬剤です。
  • 生菌の微生物農薬ですので、特別栽培農産物に於いて使用成分回数にカウントされません。(実際の使用、農産物表示にあたっては、地方公共団体等の認証機関にお問い合わせください。)

エコショットの詳しい情報はこちら

Webレポートトップへ戻る