保安防災・労働安全衛生の推進
方針・考え方
クミアイ化学は労働安全衛生が何ごとにも優先する重要事項であると考え、安全衛生活動を事業所主体と本社主体の二本立てで実施しています。事業所では安全衛生委員会が中心になり事業所ごとの対応を実施します。本社主体では、VR 危険体感研修の導入や労働安全コンサルタントとの契約、ヒューマンエラーの研究者や産業技術総合研究所との安全に関する共同研究等を行っています。社内外の協力のもと、全社的な安全衛生活動を推進しています。
安全衛生管理体制
当社では事業所ごとに総括安全衛生管理者を任命し、以下の事項を総括管理しています。
- 従業員の危険または健康障害を防止するための措置に関する事項
- 従業員の安全または衛生のための教育の実施に関する事項
- 健康診断の実施、その他健康管理に関する事項
- 労働災害の原因の調査および再発防止の対策に関する事項
- その他、安全及び衛生管理に関する事項
また、安全衛生委員会を設置し、従業員の安全衛生に関する関心を高めるとともに、従業員の意見を反映させ、災害防止対策ならびに健康の保持増進を向上させる活動を推進しています。各事業所では必要に応じ管理者・責任者、産業医等を選任し、安全衛生に関する業務を遂行しています。
労働災害を抑止する取り組み
当社では発生した災害について、発生時の状況や再発防止のための改善等を報告書にまとめて管理して います。
労働災害発生件数(新規)
年度 | 通勤災害 | 業務災害 | 全体 | 内休業災害 |
---|---|---|---|---|
2019 | 1 | 5 | 6 | 1 |
2020 | 4 | 10 | 14 | 1 |
2021 | 5 | 5 | 10 | 0 |
2022 | 4 | 15 | 19 | 1 |
合計 | 14 | 35 | 49 | 3 |
- クミアイ化学単体
安全衛生に対する新たな取り組み事例
2018 年に、龍野工場に新設する顆粒水和剤新プラントの建設プロジェクトを生産現場と本社とで立ち上げました。安全・環境への配慮を念頭に設計検討を重ね、2022 年10 月4 日に竣工式を行い、同月に検収運転前の安全診断を行いました。
新プラントの設計は以下のコンセプトで検討されました。
- 省エネ・省力・無人
- フレキシブル・プラント丸洗い
- スマート工場・デジタル工場
- 合理化・効率化
これらにより安全対策やリスク軽減がなされました。従来の切り替え作業時における作業者の曝露リスクを軽減するために全工程水洗可能な設備にしました。また、粉じん飛散を抑えた設備工程により作業者曝露の軽減と粉じん爆発への安全対策を図りました。
機器、作業のリスクアセスメントについては、外部の労働安全コンサルタントの協力のもと、検収運転前に安全診断(リスクアセスメント含む)を実施しました。その対応を図るとともに、検収運転時の追加リスクを抽出し、さらに改善を実施しました。再度、労働安全コンサルタント参加の安全診断により残存リスクの検討を行いました。
