当社は、世界の⾷料・農業を⽀える企業として未来を担う高校生の皆さんと⼀緒になって、⾷や農業に関する問題を考えるため、「高校生のための食育プログラム 食料生産に関するグループディスカッション」を実施しています。世界の人口が増加するにつれて、食料の需要が高まり、気候変動や地政学的なリスクが明らかになる中で、食料に関連する課題は人類にとって避けて通れない問題となっています。誰もが食に困ることのない世界を実現するためには、一人ひとりが「食」について考えることが重要です。当社では、本企画やその他の取り組みを通じ、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
取り組み紹介
2025年5月~11月にかけて、参加校で「食料生産について考えよう」をテーマにグループディスカッションとレポートの作成を行っていただきました。全249グループ967名が本企画に参加し、提出されたレポートを当社事務局で審査した結果、京都教育大学付属高等学校のグループのレポートが優秀賞として選出されました。2026年2月16日には、優秀賞レポートを作成した高校生を当社の化学研究所(Shimizu Innovation Park/ShIP)に招待して表彰式を開催し、会社紹介、所内の見学、質疑応答や当社役員・研究員との交流を行いました。交流会では、たくさんの質疑応答が行われ、研究や農薬についての理解をより深めていただく機会となりました。
2024年度優秀賞レポート(都内私立高校)(PDFファイル)
2025年度優秀賞レポート(京都教育大学付属高等学校)(PDFファイル)
企画詳細
| 目的 | 「食料生産」「農業」「農薬」について自ら考え、食への関心を高める |
|---|---|
| テーマ | 大テーマ:食料生産について考えよう(以下から一つ選択) ①もし、農薬が世界からなくなったらどうなる? ②もし、自分が○○農家だったら“農薬”を使う?使わない? ③農薬の正しい知識を世の中に広めるにはどうすればよいか? |
| 流れ |
|
本企画のアンケート結果
(参加生徒を対象に実施、有効回答数261件)
Q1.当企画の参加前と後で、「農薬」に対する意識は変わりましたか?
「変わった」を選択した理由
- 以前は農薬に対してあまり良いイメージを持っていませんでしたが、話し合い学ぶ機会をいただき、良いイメージも持つようになりました!
- 今まで農業と農薬の関わりは切ることが難しく、農薬は使うか使わないかの二択であるというイメージがありましたが、農薬の量を減らすことで、環境への負荷を少なくできるということを学ぶことができました。
- 今までは身体に害が出てしまう可能性があるものと不安なイメージであったが、私たちの食事を支えてくれているものと分かった。
- 必ずしも無農薬が良いというわけではないということが分かった。
- 殺すというイメージが強かったものが、成長を促すものもあると知り、よりプラスなイメージを持つようになった。
- 怖いような遠いようなイメージだったが身近に感じた。知らないことが多かったので、知るごとに面白いと感じた。
- 「作物を虫から守れる薬」という漠然としたイメージしかありませんでしたが、コストの面や抵抗性害虫の存在などを知って、万能なものではないことを理解することができました。
- すべてが悪いもの!という印象から、正しく使えばとても大事で良いものという印象に変わった。
- 祖父が農家をやっており、農薬はほとんど必要なものというイメージが強かったが、今回調べていくと、農薬を使用しない工夫された農法がたくさんあることを知った。
- 農薬があることにより、私たちの食べているものが、安心安全に届けられているということが分かった。
- 農薬に対し、少し抵抗感があったが、インターネットや文献で、様々なメリットを知り、良いイメージを持つことができた。
- 農薬について危険性を考えたことはなかったけれど、知らないことを調べていくうちに色々と分かって危険かもと思った。
- 農薬は化学農薬だけではないことを知りました。自然由来のものも農薬と呼ぶんですね!
- 前までは農薬に悪いイメージを持っており、使うことがあまり良くないと思っていたのですが、調べれば調べるほど逆に農薬があることによって育てられている自分の好きな果物や野菜がいくつもあることを知り、良い印象に変わりました。
Q2.当企画に参加していかがでしたか。(複数回答)
