当社グループでは「地域社会への貢献」をマテリアリティの1つとしており、その一環として、農業学習を始める小学5年生に対して農業や農薬の必要性を啓発するための授業を行っています。農薬は食料生産に大きく貢献し、サステナブルな社会を支えるために必要な資材であるにもかかわらず、その社会価値や農薬そのものについて一般消費者の正しい理解が十分に進んでいないという問題があります。出前授業を通じて、子供たちが正しい情報を得て、自ら考えることによって農業や農薬について理解を深めてもらうことが目的です。この取り組みでは、当社のコア事業である農薬の正しい情報の発信を通じて企業価値向上を図るだけでなく、農家の皆様や当社社員に自信を持って農薬を扱ってもらえる環境を作ることも目指しています。さらに、社会科や探求学習の教材として学校に取り上げてもらうことで、子供たちに対して教科書にはない教育の機会をつくるとともに、教員の授業実施の一助としてもご活用いただいています。
この活動の効果が、子供たちを通じて現場に立つ教職員や保護者の皆様にも波及していくことを期待し、活動を続けてまいります。
活動の様子
実際に当社製品の豆つぶ剤や害虫などを持参し実演を行ったり、クイズを行うなど、子供たちが楽しみながら授業に参加してもらえるよう工夫をしています。
授業終了後には「お米をまもるはなし」を配布しています。
小学生からの感想(抜粋)
- 豆つぶ剤は、水の流れではなく自分で動いていたので生きているみたいでおもしろかった
- 実際に害虫を見せてもらって、こんなに小さいのが悪さをするんだと驚いた
- 人口の増減と農業、食料の関係、クミアイ化学さんの取り組みを聞いててすごくおもしろかった
- 消費者としてできる、「食べのこさない」「必要な分だけにする」というのをやっていきたい
- SDGsとか未来の食べ物のために農薬は必要なんだと思った
- 本(授業後配布した「お米をまもるはなし」「リンゴとミカンをまもるはなし」)はマンガになっていて本が苦手な僕でも楽しく読めました
活動記録
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 実施校数 | 5校 | 8校 | 9校 | 7校 |
| 参加児童数(概数) | 300人 | 500人 | 450人 | 400人 |
| 実施地域 |
静岡県内小学校 北海道内小学校 |
静岡県内小学校 北海道内小学校 宮城県内小学校 福島県内小学校 |
静岡県内小学校 静岡県内中学校 北海道内小学校 北海道内中学校 |
静岡県内小学校 静岡県内中学校 北海道内小学校 |
小学生を対象とした指導用教材データ&「お米をまもるはなし(冊子)」プロモーション
当社では2025年度から、「出前授業で使用しているスライド資料」と同様の資料と「お米をまもるはなし(冊子)」を小学校に配布し、各校で5年生の児童に向けた授業に活用してもらう取り組みを開始しました。配布した資料を元に、小学校の教員が授業を実施するプログラムで、2025年度は47校で実施され、2,511人の児童が授業に参加しました。
今後も本取り組みを実施することで、子供たちに対して教科書にはない教育の機会をつくるとともに、教員の授業実施の一助としてもご活用いただきたいと考えています。
イベント出展
ファーマーズ&キッズフェスタへの出展
ファーマーズ&キッズフェスタは、日本のプロ農業者が集い、「子どもと農業をつなぐ架け橋」として都会の子どもたちに元気なニッポン農業を発信するイベントです。当社は、農業タレントで当社イメージモデルを務める田中さきさんにご登壇いただき、農業や農薬に関するステージ講演を実施しています。
学びのフェスへの出展
学びのフェスは、毎日新聞社主催の企業・団体の小学生向け出前授業を一堂に集めたイベントです。授業内では、豆つぶ剤の散布体験や、当社作成の農業に関するカルタなどを実施し、農業や農薬について楽しく学んでもらえる内容となっています。
