クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【園芸/殺虫剤】
ベリマークSC(シアントラニリプロール水和剤)

登録番号 第24090号 [エフエムシー・ケミカルズ㈱ 登録]
成分 シアントラニリプロール 18.7%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 4年
包装 100ml×10本×6箱
作用機構分類番号(RACコード) 殺虫剤分類 28

安全データシート(SDS)

安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。 詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。


特長

  • そしゃく性害虫(チョウ目、ハエ目、コウチュウ目)と吸汁性害虫(カメムシ目、アザミウマ目)等の広範囲な害虫に卓効を示します。
  • 主に害虫の摂食により薬剤が取り込まれ、速やかに摂食活動を停止させます。
  • チョウ目害虫の令期が進んだ幼虫に高い効果を示します。
  • 灌注処理すると薬剤は作物の根から吸収され、導管を通して地上部に移行し、処理後約3~4週間の残効を示します。
  • 灌注処理により天敵、訪花昆虫への安全性がより高くなり、IPMプログラムに取り込むことが可能です。

適用害虫と使用方法

2023年12月20日現在
作物名適用害虫名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 
ねぎアザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
シロイチモジヨトウ
タマネギバエ
タネバエ
400倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4L)当り0.5L育苗期後半~定植当日1回灌注4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内(但し、株元灌注は1回以内)) 
アザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
シロイチモジヨトウ
2000倍0.5L/平方メートル収穫7日前まで株元灌注 
カリフラワーコナガ
ハスモンヨトウ
アオムシ
400倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4L)当り0.5L育苗期後半~定植当日灌注1回 
ブロッコリーアブラムシ類
コナガ
アザミウマ類
ハイマダラノメイガ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
アオムシ
4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内) 
非結球あぶらな科葉菜類アブラムシ類
コナガ
アオムシ
4000倍0.2L/平方メートル収穫7日前まで株元灌注1回 
キャベツアブラムシ類
ウワバ類
コナガ
アザミウマ類
ハイマダラノメイガ
ネキリムシ類
ヨトウムシ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
アオムシ
400倍セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4L)当り0.5L育苗期後半~定植当日灌注4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内) 
はくさいアブラムシ類
コナガ
カブラハバチ類
ハイマダラノメイガ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
アオムシ
4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の散布は3回以内) 
レタスアブラムシ類
ウワバ類
ハモグリバエ類
オオタバコガ
ヒメフタテンヨコバイ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
 
コオロギ類定植当日 
非結球レタスアブラムシ類
ウワバ類
ハモグリバエ類
オオタバコガ
ヒメフタテンヨコバイ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
育苗期後半~定植当日 
コオロギ類定植当日 
しそアブラムシ類育苗期後半~定植当日1回 
ほうれんそうアブラムシ類
シロオビノメイガ
ハスモンヨトウ
4000倍0.2L/平方メートル収穫7日前まで株元灌注 
ハスモンヨトウ2000倍0.1L/平方メートル 
いちごアブラムシ類1000倍25~50mL/株育苗期後半~定植当日灌注4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内) 
コガネムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
ハスモンヨトウ
50mL/株 
ハスモンヨトウ25~50mL/株育苗期後半 

適用表

2023年12月20日現在
作物名適用病害虫名使用量 希釈水量使用量 薬量使用時期本剤の使用回数使用方法シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 
きゅうりアブラムシ類400株当り2~20L(1株当り5~50mL)400株当り25mL育苗期後半~定植当日1回灌注4回以内(但し、定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内) 
400株当り20~200L(1株当り50~500mL)定植直後株元灌注 
コナジラミ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注 
すいかアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
1回 
アブラムシ類400株当り200L(1株当り500mL)定植直後株元灌注 
メロンアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注 
アブラムシ類400株当り200L(1株当り500mL)定植直後株元灌注 
トマトアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
トマトキバガ
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注4回以内(但し、定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内) 
コナジラミ類400株当り20~200L(1株当り50~500mL)定植直後株元灌注 
ミニトマトアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
トマトキバガ
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注 
コナジラミ類400株当り20~200L(1株当り50~500mL)定植直後株元灌注 
なすアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注1回 
アブラムシ類400株当り200L(1株当り500mL)定植直後株元灌注 
ピーマンアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
400株当り10~20L(1株当り25~50mL)育苗期後半~定植当日灌注4回以内(但し、定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内) 
アブラムシ類400株当り200L(1株当り500mL)定植直後株元灌注 
コガネムシ類400株当り10L(1株当り25mL)育苗期後半~定植当日灌注 
ししとうアブラムシ類
コナジラミ類
アザミウマ類
4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内) 

ダウンロード

PDF版適用表
ダウンロード

上手な使い方

潅注処理のタイミング



注意事項

  • 使用前によく振ってから使用してください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 薬液調製後はできるだけ速やかに使用してください。
  • アルカリ性の農薬や肥料との混用はさけてください。
  • 本剤は土壌表面に処理することで効果を発揮することから、株元灌注を行う場合には、作物の株元に処理出来る時期に処理してください。
  • 過度の連用をさけ、可能な限り作用性の異なる薬剤やその他の防除手段を組み合わせて使用してください。
  • 空容器はほ場などに放置せず、3回以上水洗し適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除 所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないよう注意してください。
  • 使用の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮膚に付着しないよう注意してください。
  • 魚毒性等…水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、冷涼な場所に保管してください。

ダウンロード

製品画像

ベリマークSC製品写真_100ml
ダウンロード

チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)

ベリマークSC総合版ちらし_根回し処理 2330(24-1)
ダウンロード
ベリマークSC果菜類リーフレット_根回し処理_2332(24-1)
ダウンロード

その他

2024-076登録速報(240312)
ダウンロード
2024-026登録速報(231220)
ダウンロード

このウインドウを閉じる

▲このページのトップへ戻る

Copyright(C) KUMIAI CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD. All Rights Reserved.