【園芸/殺菌剤】
カンパネラ水和剤
ベンチアバリカルブイソプロピル・マンゼブ水和剤
SDS(安全データシート)
                    
                    
                    公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
| 登録番号 | 第23184号 [クミアイ化学工業㈱ 登録] | 
|---|---|
| 成分 | ベンチアバリカルブイソプロピル  3.75% マンゼブ 70.0% | 
| 性状 | 淡黄色水和性粉末 45μm以下 | 
| 毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) | 
| 危険物 | 非該当 | 
| 販売地域 | 全国(1㎏規格は北海道限定) | 
| 有効年限 | 5年 | 
| 包装 | 500g×20袋、1㎏×10袋 | 
| 作用機構分類番号 (RACコード) | 
 | 
- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- べと病・疫病に対して高い防除効果を示し、予防と治療効果を備えています。
 
- 浸達性と浸透移行性を有し、高い耐雨性を示します。
 
- 2つの有効成分の補完作用によってべと病・疫病の多くのライフステージを阻害し、安定した防除効果を発揮します。
 
- 作用点の異なる2つの有効成分により薬剤耐性菌の発達リスクを抑えます。
 
適用病害と使用方法
| 作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベンチアバリカルブイソプロピルを含む農薬の総使用回数 | マンゼブを含む農薬の総使用回数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| さといも | 疫病 | 1000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 2回以内 | 
| 16倍 | 1.6~3.2L/10a | 無人航空機による散布 | ||||||
| ばれいしょ | 1000倍 | 100~300L/10a | 5回以内 | 散布 | 5回以内 | 10回以内(但し、無人航空機散布は3回以内) | ||
| たまねぎ | 白色疫病 べと病 | 750~1000倍 | 3回以内 | 3回以内 | 5回以内 | |||
| ねぎ | 黒斑病 べと病 | 収穫14日前まで | 3回以内 | |||||
| きゅうり | 褐斑病 べと病 | 1000倍 | 収穫前日まで | |||||
| かぼちゃ | 疫病 べと病 | 収穫21日前まで | 2回以内 | 2回以内 | ||||
| すいか | 褐色腐敗病 | 収穫7日前まで | 5回以内 | 5回以内 | 7回以内 | |||
| メロン | べと病 | 5回以内 | ||||||
| トマト | 疫病 | 収穫前日まで | 2回以内 | 3回以内 | 2回以内 | |||
| キャベツ | べと病 | 750~1000倍 | 収穫30日前まで | 2回以内 | 3回以内 | |||
| はくさい | 1000倍 | 1回 | 3回以内 | 1回 | ||||
| ぶどう | 晩腐病 黒とう病 べと病 | 200~700L/10a | 収穫45日前まで | 2回以内 | 2回以内 | 
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
 
- 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調節してください。
 
- 無人航空機で散布する場合は次の注意を守ってください。
 - 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
 
- 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
 
- 散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
 
- 散布薬液の飛散によって自動車の塗装などに被害を与えるおそれがある等、各分野に影響があるので、散布区域の諸物件に十分留意してください。
 
- 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
 
 
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
 
- ボルドー液との7日以内の近接散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
 
- 極端な高温多湿条件下では、軟弱幼苗に薬害のでるおそれがあるので注意してください。
 
- あんずに対して薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合はかからないように注意してください。
 
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
 
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
 
- 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
 
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
 
- 作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
 
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
 
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物などとの接触をさけてください。
 
- 夏期高温時の使用をさけてください。
 
- 魚毒性等…使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
 
- 保管…高温下及び湿気を吸うと分解して効力が低下するので、直射日光をさけ、冷涼・乾燥した場所に密封して保管してください。




















