クミアイ化学工業株式会社

製品情報

2004年度農林水産大臣賞受賞

【水稲・園芸/殺虫剤】
クミアイ アドマイヤー1粒剤(イミダクロプリド粒剤)

登録番号 第18220号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 イミダクロプリド 1.0%
性状 類白色細粒
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 5年
包装 3kg×6袋
作用機構分類番号(RACコード) 殺虫剤分類 4A

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特長

  • ネオニコチノイド系の殺虫剤で浸透移行性があり、定植時や播種時などに処理することでアブラムシ類やミナミキイロアザミウマ、コナジラミ類を長期間防除することができます。
  • 他の薬剤に抵抗性のある害虫に対しても安定した殺虫効果があります。
  • 粒剤のため、圃場での散布が容易にできます。

適用害虫と使用方法

2021年9月28日現在
作物名適用場所適用害虫名使用量使用時期本剤の使用回数使用方法イミダクロプリドを含む農薬の総使用回数 
-ウンカ類
ツマグロヨコバイ
3kg/10a収穫7日前まで2回以内散布3回以内(但し、は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布は2回以内) 
かんしょコガネムシ類6kg/10a植付前1回全面土壌混和3回以内(但し、植付前の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
4~6kg/10a作条土壌混和 
こんにゃくアブラムシ類6kg/10a生育期(但し、収穫21日前まで)2回以内茎葉散布3回以内(但し、培土時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
3~6kg/10a培土時(基根伸長期)1回株元土壌混和 
さといも
ばれいしょ
4kg/10a植付時植溝土壌混和3回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後の処理は2回以内) 
やまのいもアブラムシ類
コガネムシ類
3回以内(但し、植付時までの処理は1回以内、植付後の処理は2回以内) 
かぶアブラムシ類は種時播溝土壌混和3回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
ごぼう収穫7日前まで2回以内株元散布 
は種時1回播溝土壌混和 
だいこん3~6kg/10a3回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内、は種後の処理は2回以内) 
あさつきアザミウマ類4kg/10a定植時植溝土壌混和3回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
にら収穫30日前まで株元散布2回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、株元散布は1回以内) 
定植時植溝土壌混和 
にら(花茎)ネギアザミウマ収穫30日前まで株元散布 
定植時植溝土壌混和 
ねぎアザミウマ類3回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、散布は2回以内) 
わけぎ3回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、未成熟そらまめを除く)アブラムシ類3kg/10aは種時播溝土壌混和3回以内(但し、定植時及びは種時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内) 
2g/植穴(但し、6kg/10aまで)定植時植穴土壌混和 
えだまめ3kg/10aは種時播溝土壌混和 
2g/植穴(但し、6kg/10aまで)定植時植穴土壌混和 
セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約1.5~4L)当り50gは種時本剤の所定量をセル成型育苗トレイ又はペーパーポットの培土に均一に混和する 
さやいんげん1~2g/株(但し、6kg/10aまで)定植時又はは種時植穴土壌混和 
未成熟そらまめ3kg/10aは種時播溝土壌混和3回以内(但し、定植時及びは種時の土壌混和は合計1回以内) 
2g/植穴(但し、6kg/10aまで)定植時植穴土壌混和 
きゅうり1g/株育苗期後半株元散布4回以内(但し、育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び常温煙霧は合計3回以内) 
アブラムシ類
アザミウマ類
1~2g/株定植時植穴又は株元土壌混和 
コナジラミ類2g/株植穴土壌混和 
にがうりアブラムシ類1~2g/株植穴又は株元土壌混和2回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内) 
かぼちゃコナジラミ類
アザミウマ類
2g/株植穴土壌混和3回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
すいかアブラムシ類5g/株(但し、3kg/10aまで)株元土壌混和4回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内) 
1~5g/株(但し、3kg/10aまで)植穴土壌混和 
アザミウマ類1~2g/株(但し、3kg/10aまで) 
まくわうりアブラムシ類1g/株1回 
メロン育苗期後半株元散布4回以内(但し、育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内) 
アブラムシ類
アザミウマ類
1~2g/株定植時植穴又は株元土壌混和 
コナジラミ類2g/株植穴土壌混和 
トマトアブラムシ類
コナジラミ類
1~2g/株3回以内(但し、育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内) 
コナジラミ類0.5~1g/株育苗期後半株元散布 
ミニトマトアブラムシ類
コナジラミ類
1~2g/株定植時植穴土壌混和 
コナジラミ類0.5~1g/株育苗期後半株元散布 
なすアブラムシ類1g/株3回以内(但し、育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び常温煙霧は合計2回以内) 
アブラムシ類
アザミウマ類
1~2g/株定植時植穴又は株元土壌混和 
ピーマンアブラムシ類1g/株育苗期後半株元散布3回以内(但し、育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内) 
アブラムシ類
アザミウマ類
1~2g/株定植時植穴又は株元土壌混和 
とうがらし類アブラムシ類1g/株育苗期後半株元散布 
アブラムシ類
アザミウマ類
1~2g/株定植時植穴又は株元土壌混和 
ブロッコリーアブラムシ類0.5g/株植穴土壌混和4回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、定植時の土壌混和は1回以内、定植後の処理は2回以内) 
キャベツ
はくさい
3回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は2回以内) 
パセリ3kg/10a収穫14日前まで株元散布2回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、散布は1回以内) 
は種時播溝散布 
アブラムシ類
アザミウマ類
0.5g/株定植時植穴土壌混和 
レタスアブラムシ類育苗期後半株元散布3回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は2回以内) 
ほうれんそう4kg/10aは種時播溝土壌混和3回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) 
さといも(葉柄)植付時植溝土壌混和3回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後の処理は2回以内) 
いちご0.5g/株育苗期後半株元散布1回 
定植時植穴土壌混和 
じゅんさいじゅんさい田ユスリカ類3kg/10a収穫前日まで2回以内散布2回以内 
やまのいも(むかご)-コガネムシ類4kg/10a植付時1回植溝土壌混和1回 
れんこんクワイクビレアブラムシ収穫14日前まで2回以内散布3回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後の処理は2回以内) 
クワイクビレアブラムシ
イネネクイハムシ
3kg/10a植付時1回植溝土壌混和 
かんきつ(苗木)ミカンハモグリガ20g/樹(但し、6kg/10aまで)育苗期株元散布1回 
花き類・観葉植物(きく、ばら、ペチュニア、レザーファンを除く)
きく
アブラムシ類2g/株(但し、6kg/10aまで)生育期5回以内5回以内 
きくアザミウマ類3kg/10a散布 
ばらアブラムシ類2g/株(但し、6kg/10aまで)株元散布 
イバラヒゲナガアブラムシ株元土壌混和 
ペチュニアアブラムシ類株元散布 
1g/株(但し、3kg/10aまで)定植時1回植穴土壌混和 
レザーファン2g/株(但し、6kg/10aまで)生育期5回以内株元散布 
アザミウマ類1g/株(但し、3kg/10aまで)株元土壌混和 
樹木類(つつじ類を除く)コガネムシ類4kg/10a植付時2回以内作条土壌混和2回以内 
ポインセチアアブラムシ類2g/株(但し、6kg/10aまで)生育期5回以内株元散布5回以内 
コナジラミ類1g/株(但し、3kg/10aまで)株元土壌混和 
つつじ類コガネムシ類4kg/10a植付時又は植替時2回以内作条土壌混和5回以内(但し、株元灌注は2回以内、土壌混和は2回以内) 
ツツジグンバイ6kg/10a発生初期5回以内株元散布 
ごまアブラムシ類3kg/10aは種時1回播溝土壌混和1回 
たばこ3kg/10a(1g/株)植付時植穴土壌混和2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、散布は1回以内) 

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上手な使い方

  • メロン、トマト、ミニトマト、なす、ピーマン、とうがらし類、きゅうりの育苗期後半に使用する場合は、直径9cm以上のポットで育苗した苗に使用してください。それ以外での使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
  • 土壌水分が少ないと薬剤が吸収されにくいので、極端な乾燥条件下では定植・処理前後に十分灌水してください。

注意事項

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、絶対に桑葉にかからないようにしてください。
  • ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。作物への処理後、ミツバチの訪花活動に影響を及ぼすおそれがあるので注意してください。
  • 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • きくのミナミキイロアザミウマに使用する場合、生育期後半に使用すると効果が不十分になる場合があるので生育期前半に使用してください。
  • だいこんに使用する場合、間引き菜またはつまみ菜として食用には供さないでください。
  • トマト、ミニトマト、なす、ピーマン、とうがらし類、きゅうり、メロンの育苗期後半に使用する場合は、直径9cm以上のポットで育苗した苗に使用することとし、それ以外での使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
  • かんきつに使用する場合には、今期に収穫の見込みのない苗木に使用し、散布後灌水してください。効果発現が遅れることがあるため、対象害虫発生前に使用してください。
  • 稲、れんこん及びじゅんさいに散布で使用する場合には、湛水状態で均一に散布し、散布後少なくとも7日間はそのまま湛水状態を保ち、落水、かけ流しはしないでください。
  • えだまめの育苗培土に混和処理する場合には、処理後速やかに使用してください。また処理した育苗培土を放置しないでください。
  • 使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 街路、公園などで使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のないものが使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意をはかってください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。
  • 魚毒性等…水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。

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製品画像

アドマイヤー1粒剤製品写真_3kg袋
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チラシ・技術資料関連(最新の登録内容を反映していない場合がございます。)

アドマイヤー1粒剤総合版チラシ 2022(21-10)
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その他

2023-033注意事項の追加(230116)
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2021-203負の登録速報(210929)
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2021-150登録速報(210609)
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