【園芸/殺菌剤】
コサイド3000
銅水和剤
SDS(安全データシート)
公益財団法人日本中毒情報センターへの問い合わせ方法は「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。
| 登録番号 | 第22533号 [三井物産㈱ 登録] |
|---|---|
| 成分 | 水酸化第二銅 46.1%(銅として30.0%) |
| 性状 | 暗青緑色水和性微粒及び粗粉 |
| 毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
| 危険物 | 非該当 |
| 販売地域 | 全国 |
| 有効年限 | 5年 |
| 包装 | 500g×20袋 |
| 作用機構分類番号 (RACコード) |
|
- チラシ・技術資料関連
- その他関連情報
特長
- 野菜、果樹等の幅広い病害に優れた予防効果を発揮する銅殺菌剤です。
- 計りやすい、溶けやすい、サラサラとした新製剤です。薬液調製の時間を短縮できます。
- 作物への汚れが少ないドライフロアブル剤です。
- 有機JAS法に適合します。有機栽培や特別栽培の病害防除にも使用できます。
適用病害と使用方法
| 作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 銅を含む農薬の総使用回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 野菜類 | 褐斑細菌病 黒腐病 軟腐病 斑点細菌病 | 2000倍 | 100~300L/10a | - | - | 散布 | - |
| こんにゃく | 葉枯病 | 1000倍 | |||||
| ばれいしょ | 疫病 軟腐病 | ||||||
| そうか病 | 100倍 | - | 植付前 | 種いも瞬間浸漬 | |||
| やまのいも | 葉渋病 | 2000倍 | 100~300L/10a | - | 散布 | ||
| だいこん | 白さび病 | 1000倍 | |||||
| てんさい | 褐斑病 | ||||||
| にんじん | 黒葉枯病 | 500~1000倍 | |||||
| たまねぎ | 軟腐病 | 1000~2000倍 | |||||
| りん片腐敗病 | 1000倍 | ||||||
| にんにく | 春腐病 | 2000倍 | |||||
| あずき | 褐斑細菌病 | 1000倍 | |||||
| いんげんまめ | かさ枯病 | ||||||
| だいず | 斑点細菌病 | ||||||
| かぼちゃ | 果実斑点細菌病 | 2000倍 | |||||
| しょくようほおずき | 斑点細菌病 | ||||||
| トマト ミニトマト | 疫病 | 1000倍 | |||||
| ブロッコリー | 花蕾腐敗病 | ||||||
| ほうれんそう | 白斑病 べと病 | ||||||
| アスパラガス | 褐斑病 茎枯病 斑点病 | 2000倍 | |||||
| いちご | 炭疽病 角斑細菌病 | 1000倍 | |||||
| くわい | ひぶくれ病 | 2000倍 | |||||
| びわ(葉) | がんしゅ病 | 1000倍 | 200~700L/10a | ||||
| かんきつ | かいよう病 | 2000倍 | 生育期 | ||||
| 1000倍 | 発芽前 | ||||||
| 褐色腐敗病 黒点病 | 2000倍 | - | |||||
| りんご | 褐斑病 すす点病 すす斑病 斑点落葉病 輪紋病 | ||||||
| びわ | がんしゅ病 | 1000倍 | |||||
| おうとう | 褐色せん孔病 | 2000倍 | 収穫後 | ||||
| もも | せん孔細菌病 | 収穫後~落葉まで | |||||
| もも ネクタリン | 1000倍 | 開花前まで | |||||
| ネクタリン | 2000倍 | 収穫後~落葉まで | |||||
| うめ | かいよう病 | 硬核期まで | |||||
| ぶどう | さび病 べと病 | - | |||||
| パパイヤ | 黒腐病 軟腐病 | 1000倍 | |||||
| いちじく | 疫病 | ||||||
| キウイフルーツ | かいよう病 | 2000倍 | 収穫後~果実肥大期 | ||||
| 花腐細菌病 | 休眠期~叢生期(新梢長約10cm) | ||||||
| 茶 | 赤焼病 網もち病 褐色円星病 新梢枯死症(輪斑病菌による) 炭疽病 もち病 | 1000倍 | 200~400L/10a | 摘採14日前まで | |||
| ホップ | べと病 | 2000倍 | 200~700L/10a | - |
注意事項
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- かんきつに使用する際の注意事項
- 薬害が発生するおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。特に、果実の着生時期の散布ではスターメラノーズを生じるおそれがあるので厳守してください。
- 寒害などによる葉の落葉を助長することがあるので、樹勢の弱い木への散布や異常低温の予想される場合の散布はさけてください。なお、散布はなるべく温暖な日を選んでおこない、散布液が夕方までには乾くようにしてください。
- 薬害が発生するおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。特に、果実の着生時期の散布ではスターメラノーズを生じるおそれがあるので厳守してください。
- ぶどうに使用する場合、次の事項に十分注意してください。
- 薬害を生じるおそれがあるので必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- 後期(果実肥大期以降)の散布は果房の汚れを生じるので、有袋栽培では袋がけ前の散布はさけてください。また、無袋栽培ではこの時期以降収穫まで使用しないでください。
- 薬害を生じるおそれがあるので必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- おうとう、いちじくに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- もも、ネクタリンに使用する場合、収穫後から落葉までは2000倍で散布し、開花前には1000倍で散布してください。なお、収穫後の散布では薬害を生じるおそれがあるので、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- キウイフルーツに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 発芽期以降は炭酸カルシウム水和剤を加用してください。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- 過度の連用をさけてください。
- 品種によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認する等、注意して使用してください。
- 発芽期以降は炭酸カルシウム水和剤を加用してください。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- りんごに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。また、散布により、サビ果が多くなるおそれがあるので落花直後から落花後30日頃までは使用しないでください。
- いんげんまめに使用する場合、幼苗期および高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- きゅうり、はくさい、キャベツ及びだいこんに対しては薬害を生じやすいので、次の事項に十分注意してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
- はくさい、キャベツ及びだいこんに使用する場合は、薬害軽減のために炭酸カルシウム水和剤を加用してください。収穫間際には汚れを生じるので留意してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
- カリフラワー、にんにくおよびくわいに使用する場合は薬害を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用してください。また、くわいに使用する場合、高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるので避けてください。
- ばれいしょの種いも浸漬は無萌芽種いもを対象としてください。萌芽種いもには薬害を生じるので使用しないでください。
- ほうれんそうに使用する場合、葉の汚れを生じるので収穫間際の散布はさけてください。また、雨よけ栽培の場合も収穫までの期間を十分取ってください。
- ほうれんそうに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
- 連用により葉の周辺が黄化するおそれがあるので、過度の連用をさけてください。
- 品種によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認する等、注意して使用してください。
- 高温時は症状が強くなるため散布はさけてください。
- うめに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意してください。
- 発芽期以降は必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- 過度の連用をさけてください。
- 発芽期以降は必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。果実に汚れを生じるおそれがあるので留意してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 木酢液等は混ぜないでください。
- くわいに使用する場合、散布後7日間は落水、かけ流しをしないでください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 誤飲、誤食などのないよう注意してください。
- 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 散布の際は農薬用マスク等を着用してください。種いも浸漬の際は、不浸透性手袋などを着用してください。作業後はうがいをするとともに洗眼してください。
- 魚毒性等
- 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼および海域などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。
- 水産動植物(甲殻類、藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空袋は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼および海域などに飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。
- 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。



















