クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【園芸殺菌剤】
フルピカフロアブル(メパニピリム水和剤)

登録番号第19100号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分メパニピリム 40.0%
性状類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
有効年限4年
包装(250ml×20本)×2

製品安全データシート(SDS)

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特長

全く新しい作用性を有する新規殺菌剤です。
病原菌が生産する細胞壁分解酵素の菌体外への分泌を、抑制するとともにアミノ酸やグルコース等の栄養源の菌体内への取り込みを抑制することにより、病原菌の宿主植物への侵入を阻害します。
各種作物の灰色かび病に予防散布で安定した防除効果を発揮します。
予防散布で各種の野菜や果樹の灰色かび病に高い防除効果を示します。また、うどんこ病や果樹の黒星病、灰星病、斑点落葉病にも有効です。
各種の薬剤耐性灰色かび病菌にも有効です。
ベンズイミダゾール系殺菌剤、ジカルボキシイミド系殺菌剤、さらに近年問題となっているジエトフェンカルブ殺菌剤に耐性を有する灰色かび病菌に対し、安定した防除効果を示します。さらにEBI剤、ストロビルリン系薬剤に効果が低くなったうどんこ病にも安定した防除効果が認められています。
浸達性が高く、黒星病には治療的活性を示します。
根部からの浸透移行性は認められないが、葉の表面から組織中への浸達性を有し、灰色かび病に安定した防除効果があります。黒星病には治療効果も認められています。
残効性や耐雨性を有します。
既存剤と同等の残効性や耐雨性を有し、安定した防除効果が期待できます。
フロアブルなので取扱いやすく、果実や葉の汚れが少ない薬剤です。
フロアブル製剤のため薬液調製時の粉立ちがなく、水和剤などに比較して果実や葉の汚れが少ない薬剤です。
有用昆虫に対し影響が少ない薬剤です。
ミツバチやマルハナバチ、マメコバチの群態や訪花活動にほとんど影響がありません。また、蚕に対する残毒安全日数は2日です。

適用病害と使用方法

平成29年2月23日現在
作物名適用病害名希釈倍数使用液量使用時期本剤の使用回数使用方法メパニピリムを含む農薬の総使用回数
かんきつ灰色かび病2000~3000倍200~700L/10a開花期~幼果期 但し、収穫90日前まで2回以内散布2回以内
りんご黒星病4000~6000倍収穫21日前まで5回以内5回以内
斑点落葉病2000倍
なし黒星病
もも灰星病
黒星病
収穫前日まで
ぶどう灰色かび病2000~3000倍開花期~幼果期 但し、収穫30日前まで2回以内2回以内
うどんこ病2000倍
かきうどんこ病
灰色かび病
2000~3000倍収穫14日前まで5回以内5回以内
びわ灰色かび病収穫7日前まで3回以内3回以内
あずき2000倍100~300L/10a収穫14日前まで5回以内5回以内
いんげんまめ2000~3000倍
ねぎ小菌核腐敗病2000倍収穫7日前まで4回以内4回以内
きゅうり褐斑病
灰色かび病
うどんこ病
2000~3000倍収穫前日まで
メロン
かぼちゃ
うどんこ病
すいか
ミニトマト
トマト
灰色かび病
なすうどんこ病
灰色かび病
ピーマンうどんこ病2000
いちご50倍5L/10a3回以内常温煙霧3回以内
うどんこ病
灰色かび病
2000~3000倍100~300L/10a散布
マンゴー灰色かび病2000倍200~700L/10a収穫14日前まで
ラズベリー100~300L/10a収穫前日まで
ばら黒星病
うどんこ病
灰色かび病
2000~3000倍発病初期5回以内5回以内
花き類・観葉植物(ばら、スターチス、宿根かすみそう、ゆり、りんどうを除く)灰色かび病
スターチスうどんこ病2000倍
灰色かび病2000~3000倍
ゆり葉枯病
灰色かび病
宿根かすみそううどんこ病2000倍
灰色かび病2000~3000倍
りんどう黒斑病
褐斑病
2000倍200~700L/10a
灰色かび病2000~3000倍
樹木類(かしを除く)うどんこ病
灰色かび病
2000倍3回以内3回以内
かし
紫かび病
 
適用拡大登録月日: 平成29年2月23日


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PDF版適用表
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使用上のポイント

  • 病害虫発生予察情報などの県の指導に注意し、発生前や発生初期から予防的に散布(早めの散布)してください。
  • 灰色かび病は多くの場合、花弁などから感染するので、感染しやすい部分に薬液が十分にかかるように散布してください。
  • 同一薬剤は過度に使用すると、薬剤耐性菌の出現の危険性があるので連続散布は避け、他の作用性の異なる薬剤とのローテーションで使用してください。

【耕種的な防除を併用】

  • 換気などにより施設内の湿度を出来るだけ低く保ってください。
  • 受精を終わった花弁は早期に摘み取ってください。
  • 被害果や被害葉は出来るだけ早く処分してください。
  • 密植や過繁茂にならないように注意してください。

【きゅうり、なすに対して】

  • 菌核病が混発する場合は他の有効な薬剤との体系で使用してください。

【トマトに対して】

  • 葉かび病、菌核病、輪紋病が混発する場合は有効な薬剤との体系で使用してください。

【ぶどうに対して】

  • 開花期~落花期に1~2回散布してください。
  • 落花2週間後までの2回散布では、果面への薬液汚染、果粉の溶脱がほとんど問題なく使用できます。なお、べと病、晩腐病、褐斑病、黒とう病との同時防除には他の有効な薬剤との混用で使用してください。

【かんきつに対して】

  • 満開期~落弁初期に1~2回散布してください。そうか病、黒点病の同時防除には他の有効な薬剤との混用で使用してください。

注意事項

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
  • おうとうには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
  • りんごに使用する場合、開花直前から落花後20日までの高濃度(2000倍)散布は、つがる、ジョナゴールド等の葉に薬害を生じる場合があるので注意してください。
  • シクラメンに使用する場合、開花中の花弁に薬液が付着すると薬害が生じる場合があるので、開花期以降の散布はさけてください。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
  • 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
  • 常温煙霧中はハウス内へ入らないでください。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
  • 街路、公園などで使用する場合は、使用中および使用後に(少なくとも使用当日)小児や使用に関係ない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てる等配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。

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