クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【水稲/中後期除草剤】
クミアイ バサグラン液剤(ナトリウム塩)(ベンタゾン液剤)

登録番号第16130号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分ベンタゾンナトリウム塩 40.0%(魚毒性A類)
性状赤色澄明水溶性液体
毒性普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
有効年限5年
包装500ml×20本

製品安全データシート(MSDS)

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特長

水田の多年生雑草に対して、生育期の葉茎散布で優れた効果を発揮します。特に難防除雑草のクログワイ、オモダカ、ミズガヤツリなどに有効です。稲に対して薬害が少ない薬剤です。


適用雑草と使用方法

平成23年11月1日現在
作物名適用雑草名使用時期適用土壌薬量希釈水量本剤の使用回数使用方法適用地帯ベンタゾンを含む農薬の総使用回数
移植水稲水田一年生雑草(イネ科を除く)
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
オモダカ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
移植後15~50日 但し収穫50日前まで砂壌土~埴土500~700
ml/10a
70~100L/10a2回以内落水散布又はごく浅く湛水して散布全域(九州を除く)の普通期及び早期栽培地帯2回以内
移植後15~45日 但し収穫50日前まで九州の普通期及び早期栽培地帯
クログワイ移植後15~50日 但し収穫50日前まで全域の普通期及び早期栽培地帯
コウキヤガラ移植後25~45日 但し収穫50日前まで
エゾノサヤヌカグサ移植後15~55日 但し収穫50日前まで北海道
シズイ移植後25~55日 但し収穫50日前まで東北
クサネム移植後15~55日 但し収穫50日前まで北陸、関東・東山・東海の普通期栽培地帯
直播水稲水田一年生雑草(イネ科を除く)
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
オモダカ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
クログワイ
は種後35~50日 但し収穫50日前まで全域
たまねぎ(春播移植栽培)一年生雑草(イネ科を除く)移植後6月上旬まで(雑草の3~4葉期)但し収穫30日前まで-60~120
ml/10a
1回雑草茎葉散布1回
たまねぎ(秋播移植栽培)移植後たまねぎの生葉4葉期まで(雑草の3~4葉期)但し収穫30日前まで
らっきょうらっきょうの出芽後(雑草の3~6葉期)但し収穫60日前まで100~200
ml/10a
いんげんまめいんげんまめの初生葉展開期~本葉抽出始期(雑草の2~3葉期)50~70
ml/10a
北海道
えんどうまめえんどうまめの3~6葉期(雑草の3~6葉期)但し収穫70日前まで100~200
ml/10a
全域
実えんどう実えんどうの3~6葉期(雑草の3~6葉期)但し収穫40日前まで
さやえんどうさやえんどうの3~6葉期(雑草の3~6葉期)但し収穫40日前まで
とうもろこし
飼料用とうもろこし
とうもろこしの生育期(雑草の3~6葉期)但し収穫50日前まで100~150
ml/10a
ソルガムソルガムの生育期(雑草の3~6葉期)但し収穫30日前まで
麦類(小麦を除く)麦類の生育期(雑草の3~6葉期)但し収穫90日前まで100~200
ml/10a
小麦小麦の生育期(雑草の3~6葉期)但し収穫45日前まで
はとむぎはとむぎの生育期(雑草3~6葉期)但し収穫45日前まで150
ml/10a
2回以内2回以内
べにばないんげんべにばないんげんの生育期(雑草の生育初期~6葉期)但し収穫45日前まで100~200
ml/10a
1回畦間雑草茎葉散布1回

注意事項

  • イネ科雑草には効果がないので、イネ科雑草の優占圃場での使用はひかえてください。また、イネ科雑草が混在する場合はこれらに有効な除草剤との体系で使用してください。
  • 散布後、曇天、降雨日が長く続くと効果が劣ることがありますので、晴天の持続するときを選んで使用してください。
  • 高温条件下では薬害が生じやすいので異常高温下での散布はさけてください。
  • 重複散布は薬害のおそれがあるのでさけてください。また、周辺作物にかからないように注意してください。
  • 使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
  • いんげんまめに使用する場合、葉枯・褐変症状の薬害を生じやすく、蒸散の盛んな高温乾燥条件下では薬害により減収することがありますので、雑草害が予想される場合に限り使用してください。
  • たまねぎに使用する場合、直播栽培および苗床のたまねぎには、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
  • べにばないんげんに使用する場合、薬液が作物に飛散すると葉に褐変症状の薬害を生じるので、作物に飛散しないように注意してください。
  • 水稲に使用する場合には一般的注意事項のほか下記について特に注意してください。
    • 水の移動に伴う移行性が大きく、一般に水深の浅いほど効果が安定します。
      • 使用にあたっては落水状態にして水の出入りを止め、まきむらのないように均一に散布してください。
      • 水を落とすことができないところでは漏水のない水田に限り、できるだけ浅水状態(雑草が水面に出る状態)にして、まきむらのないように均一に散布してください。
      • 散布後少なくとも3日間(浅水処理は5日間)はそのままの状態を保ち、入水、落水、かけ流しはしないでください。また、散布後7日間は降雨の有無にかかわらず落水しないでください。
      • 処理後2日以内に降雨があると効果が不十分になるおそれがあるので、晴天の持続する時を選んで使用してください。
      • 深水にすると効果が劣るので注意してください。
    • イネ科雑草には効果が劣るので、田植前後の土壌処理除草剤で一年生雑草を防除した後、多年生雑草および一年生広葉雑草の防除を目的として使用してください。
    • 生育期に入った雑草に効果がありますが、雑草、特に多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカでは発生盛期から増殖中期(但し、東北、北陸以北では増殖初期まで)、オモダカでは発生盛期から増殖初期まで、クログワイでは草丈15~30cm、エゾノサヤヌカグサでは1~4葉期、シズイでは草丈10~30cm、コウキヤガラでは増殖期、クサネムでは本葉展開期が散布の適期です。
    • クログワイ防除は、クログワイにも有効な前処理剤との組合せで使用してください。
    • 軟弱稲では薬害(接触害)のおそれがあるので使用はさけてください。
    • 高温など薬害を生じやすい条件での使用は多めの希釈水量を用い、低濃度液をなるべく水稲にかからないように散布してください。
    • 砂質土および漏水のはげしい水田では使用しないでください(減水深2cm/日以上)。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないよう注意してください。
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。

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