クミアイ化学工業株式会社 研究所クミアイ化学工業株式会社 研究所

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クミアイ化学工業株式会社|化学研究所・生物科学研究所

研究員の一日研究員の一日

バイオテクノロジー研究室/Y.T

バイオテクノロジー研究室/Y.Tバイオテクノロジー研究室/Y.T


クミカ(生科研)のここが好き&嫌い

最近は特に若い人たちが多くなっており、活気に満ち溢れているところが好きです。研究所(掛川)の周りには多くの自然があり、癒されるところは好きなのですが、建物の周りに遮蔽物がないために冬は特に風が強く、体感温度が異常に低くなるところが嫌です。

  • 8:30始業/業務計画の確認と実験準備


    前日に立てた試験計画を確認し、実際の実験の流れを頭の中でイメージします。
    今日は薬剤の標的となるタンパク質の大腸菌発現系を構築します。

  • 実験の様子

    9:00PCR反応


    目的タンパク質をコードする遺伝子断片(ORF)を得るため、PCR反応を行います。
    バイオの実験は反応に時間を要するので、反応待ちの時間には報告書の作成や論文等で情報収集しています。

  • 上司に相談

    10:00PCR反応の確認と遺伝子断片の精製


    アガロース電気泳動によりPCRの結果を確認した後、目的のPCR産物をゲルから精製します。
    仮に失敗した場合には、その原因を考えて試験設計の再構築を行います。必要な場合には、上司や同僚に相談します。

  • 12:00昼食(昼休み)


    昼食は業者の弁当(1食370円)を食べています。
    その後はたいていサッカー(リフティング等)で体を動かしています。

  • 実験の様子

    13:00PCR産物の制限酵素反応とライゲーション


    午前中に精製したPCR産物の制限酵素反応を行います。
    そのPCR産物をインサートとし、同制限酵素処理したプラスミドをベクターとしてライゲーションを行い、目的タンパク質の発現ベクターを作製します。

  • 16:30大腸菌形質転換


    ライゲーション反応により作製したプラスミドを形質転換により大腸菌に導入します。
    反応溶液は、抗生物質を含む固体培地に塗布して37℃、オーバーナイトで培養します。
    翌日は目的とするプラスミドが導入された大腸菌コロニーを選抜します。

  • 資料の作成

    18:30デスクワーク


    当日の試験結果の詳細を実験ノートに記載します。
    試験が失敗している場合には、その原因と考えられる事を書くようにしています。
    それらの結果を元にして、次の日の試験計画を立てます。
    また、得られたデータは研究室内の打合せで報告するため、プレゼン用の資料を作成します。

  • 19:30帰宅


    早く子供に会いたいので、寄り道せずに帰ります。

 2005年4月にクミアイ化学に入社して以降、バイオテクノロジー研究室に所属しており、主に生化学や分子生物学などを専門としています。これまで、私は主に市場に出る農薬の作用機構や作物雑草間の選択性に関する研究を業務として行ってきました。それらの研究成果を元に2013年11月に博士(農学)の学位を取得しました(入社当時、このようになるとは思ってもいませんでした)。
 現在は、新規剤の創製に関わる選抜研究や開発剤の作物雑草間の選択性に関する研究等を行っており、今後のクミカの未来を担う新規薬剤と共に、開発剤の付加価値を見出したいと思っています。

クミカに来るまでのバックグラウンド

 大学院修士課程(生命理工学研究科)を修了後、クミカに入社しました。私は学部4年から修士2年の3年間は有機合成を専門とする研究室に所属していました。最近は有機合成から長く離れているせいか、色々なものがどんどん薄れていくのを感じています。

プライベートについて

 2014年の初めには、人生で一番の体重になっていました。これはまずいと思い、ジムでの筋トレを始めました。その結果、現在はトレーニングが習慣となり、現在は週2の筋トレ(ジムあるいは自宅)、週1のランニングが日常となりました。今でも、このトレーニングは継続しています。
 私には2才になる娘がおり、帰宅すると「おかえり」と出迎えてくれるので、家に帰るのが楽しみとなっています。

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