安全使用上の注意

農薬の安全な取扱い方

農薬による事故は、安易な取扱や不十分な防護装備など、使用者の不注意が高率を占めています。「いつも使っているから」という慣れも大敵。農薬の使用、取扱いは適正な使用方法を守って慎重に行ってください。

  • 農薬のラベルには、作物名・適用病害虫雑草名・使用濃度・使用量・使用時期・使用回数・注意事項など効果的、かつ安全に使うために必要最小限の事項が記載されています。使用に先立ち必ずラベルをよく読み、記載内容を守って作業をおこなってください。
  • 散布器具を十分点検、整備してください。
  • 薬剤・洗浄液の処理、隣接圃場や他作物へのドリフト、自動車などの塗装面への飛散など、周辺への危被害防止対策を徹底してください。
  • ミツバチに対して影響がある薬剤を使用する場合は、以下のことに注意してください。
    1. ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
    3. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 体調の悪い人、病弱な人、お年寄り、子供には散布作業をさせないでください。
  • 作業中は、農薬用マスク、防護メガネ、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを必要に応じて着用し、皮膚に付けたり、眼に入れたり、吸い込んだりしないように注意してください。
  • 夏の日中をさけ、朝夕の涼しい、風の少ない時間帯を選んで作業してください。また長時間の連続散布はさけてください。
  • 作業中に身体に異常を感じたときは、直ちに作業を中止し、医師の診断を受けてください。
  • 除草剤の散布器具は除草剤専用とし、その他の散布器具とは区別してください。
  • 薬液は必要量を調製し使いきってください。使用した器具等は丁寧に洗浄し、洗浄液は河川などに流さず適切に処理してください。空袋、空容器は圃場などに放置せず、適切に処理してください。
  • 作業後は身体を石けんでよく洗い、洗眼、うがいをしてください。作業着は他と分けて洗濯してください。
  • 農薬は、食品や飼料と区別して、小児の手の届かない、冷涼で乾燥したところに鍵をかけて保管してください。
    特に劇物については第三者が持ち出せないように注意し、万一盗難・紛失の際は警察に届け出るなどの処置をおこなってください。

中毒の緊急問い合わせ

散布作業中や散布後に異常を感じた場合は、直ちに医師の手当てを受けてください。
処置法などで不明なことは、医師から下記に電話してお尋ねください。

中毒110番

大阪(365日、24時間対応)
一般市民専用
(情報無料)
072-727-2499
医療機関専用有料電話
(一件につき2,000円)
072-726-9923
つくば(365日、9時~21時のみ対応)
一般市民専用
(情報無料)
029-852-9999
医療機関専用有料電話
(一件につき2,000円)
029-851-9999

注意喚起マークと注意事項例

行為の強制マーク(必ず守ること)
散布時は、農薬用マスク(防護マスク)を着用する。
投薬作業の際は、吸収缶付き防護マスクを着用する。
散布液調製時は、保護メガネを着用し、薬液が目に入らぬように注意。
散布時は、不浸透性手袋を着用する。
散布時は、不浸透性防除衣を着用する。
特に厳重な保管を要する。(必ず農薬保管庫(箱)に入れ、カギをかけて保管する。)
行為の禁止マーク(してはいけないこと)
魚毒性等…水産動植物に強い影響あり。河川、湖沼、海域、養殖池に飛散・流入するおそれのある場所では使用しない。
蚕に長期間毒性があるので、付近に桑園がある所では使用しない。
ミツバチに対して影響があるので、関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
かぶれやすい人は散布作業はしない。施用した作物などに触れない。
ハウス内や噴霧のこもりやすい場所では使わない。