クミアイ化学行動規範

1.基本的事項

【1】コンプライアンスの基盤
コンプライアンスとは、法令遵守と倫理や道徳等の社会的規範の尊重です。役員および従業員の反道徳的な行動やマナー違反が企業の信用、ブランド価値、企業イメージの著しい低下をもたらす危険性があることから、企業倫理だけでなく、役員および従業員一人ひとりの倫理的価値観も大切になります。また、国際行動規範の尊重などISO26000(社会的責任に関する手引)の視点を踏まえたグローバルな社会的責任の理解と実行が求められます。

【2】企業倫理
私たちは、農薬の製造販売を中核とする企業に従事するものとして、農業の多面的な役割を支える製品の研究開発から販売までを通じて、関係する全ての人達から信頼される高い企業倫理の確立に努めます。また、倫理や道徳等の社会的規範を尊重し、ステークホルダーからの期待と信頼に応えるように行動します。

【3】法令遵守
私たちは、関連する法令、会社の規則などを誠実に遵守し、社会的良識を持って事業活動を行います。

【4】行動規範の遵守
私たちは、クミアイ化学行動規範を遵守することを基本としますが、本規範は必ずしも全ての行動を網羅したものではありません。本規範に定められていないものについては、クミアイ化学グループ企業基本理念/行動指針・グループ行動憲章、クミアイ化学企業理念や行動規範の精神に則り、適切な行動をとる必要があります。

2.クミカの従業員としての誠実と誇り

【1】プライバシーと多様性の尊重
私たちは、従業員同士のプライバシーの尊重に最大限に努めるとともに、多様な価値観を尊重します。

【2】贈収賄の禁止
私たちは、国・地域を問わず公務員または準公務員へ賄賂の提供は行いません。また、政治や行政との間で健全かつ適切な関係を保持します。

【3】ハラスメントの禁止
私たちは、職場におけるセクシュアルハラスメントやパワーハラスメント、ジェンダーハラスメント、マタニティハラスメントなどの嫌がらせや迷惑行為を行うことなく、健全な職場づくりに努めます。

【4】公私のけじめ
私たちは、当社の資産、物品等の財産を、事業活動を行う場合にのみ活用し、個人的な目的に使用しません。

【5】個人倫理
会社がコンプライアンスを実現するために、私たち一人ひとりが日常の業務遂行において関連法令を誠実に遵守し、社会的良識に基づいて行動することに努めます。

【6】データの信頼性確保
真剣な想い、真摯な姿勢で研究に取り組み、研究者の自負と良心に恥じることのないようにデータ捏造・改竄等は絶対に行いません。また、生産活動においても製品・品質データの捏造・改竄等は絶対に行いません。

【7】職場の安全
当社は、全従業員の能力開発と自己実現の機会を可能な限り提供します。また、安全で働きやすい職場環境の構築と積極的なコミュニケーションを通じて風通しの良い企業風土を目指します。
生産活動においては、社内規程・基準で義務付けられた安全・衛生保護具を着用するとともに、最善の安全措置を講じながら、職場の安全対策を推進します。

3.顧客・取引先とのTotal Win

【1】顧客満足の実現につながる製品の提供

私たちは、新しい価値を創造する製品や農産物の安定供給に資する新農薬の創製に挑戦します。また、独自の技術で環境保全型の農薬の開発に取り組みます。

私たちは、顧客のニーズと信頼にこたえる製品づくりに携わることへの誇りと責任を持って、お客様に安定して提供できように、効率的で高品質な「もの作り」を進めるとともに、適切な品質管理のもと、環境に配慮し、事故や災害を発生させないための安全操業に努めます。

私たちは、安全で高品質な製品とサービスを提供できることを喜びとし、公正な販売活動と適切な広報活動を行うとともに、顧客や取引先からの要望やクレームに関する適切で誠意ある対応に努めます。

【2】独占禁止法の遵守
カルテルや談合などの不当な取引制限、私的独占の禁止、優越的地位の濫用などの不公正な取引方法の禁止、事業者団体の活動規制、企業結合の規制など、独占禁止法を遵守します。また、海外の競争法の遵守も意識し、公正な事業活動に取り組みます。

【3】贈答・接待
私たちは、取引先の地位や権利を尊重し、取引の際は関連法令や公正な商慣習に従い、取引先と健全な関係を維持します。また、良識の範囲を超えた過剰な接待・贈答を行ったり、受けたりしません。

【4】サプライチェーン
CSR の推進や国際行動規範の尊重に配慮した適切な調達活動に努めます。また、輸出入関連法令に従って適切な製品および技術情報の輸出入手続きを行います。

【5】利益相反の回避
私たちは、利益相反となる恐れのある取引を回避します。

4.株主との相互コミュニケーション

【1】経営情報の開示
私たちは、株主その他の投資家に対する情報の開示を重視し、非財務情報も含めた適時適切な情報開示に努め、事業活動に対する理解と信頼を得るよう努力します。

【2】インサイダー取引の禁止
私たちは、金融商品取引法に定められているインサイダー規制並びに社内規則を遵守します。

【3】正確な記録・会計処理と会社財産の管理
私たちは、事業活動を適切に記録し、適正に保持します。会計処理は公正妥当な基準により行います。また、有形資産、無形資産などの会社資産を適切に管理し、その保全に努めます。

5.ステークホルダーの尊重

【1】地域
地域社会との交流を深め、地域の社会活動への参加などを通じて、地域への貢献に努めます。

【2】知的財産権の保護
私たちは、知的財産権(特許権、商標権など)の重要性を認識し、社内の成果の権利化に努めます。また、他者の知的財産権を尊重し、侵害しません。

【3】社会貢献
安心・安全な農作物の生産に寄与し、豊かな自然環境を未来の世代に残すため、また、当社が立地する事業所の周辺地域との共生を図るため、社会貢献活動に取り組みます。

【4】秘密情報の保護
私たちは、書面または電子媒体に記録された情報のうち、秘密情報については、漏洩、改竄の防止に努め、厳重に管理、保管します。

6.社会への責任と社会からの信頼

【1】人権の尊重
当社は、企業活動において、出生、国籍、人種、民族、信条、宗教、性別、年齢、各種障害などを理由とした差別を行わず、人権を尊重します。また、児童労働・強制労働などの人権侵害に加担しません。

【2】反社会的勢力との関係遮断
私たちは、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や団体との関係は一切持ちません。

【3】地球環境の保全
当社は、人と自然が調和する、豊かな社会を未来の世代に届けたいと考えています。私たちは、地球環境の保全が社会的責務であることを認識し、サステナビリティ(持続可能性)や生物多様性の維持に配慮した事業活動を行います。

【4】海外における事業活動
国際行動規範等の精神を踏まえ、世界のさまざまな文化と慣習を尊重 し、当社の事業活動を通して現地の発展に貢献します。

7.教育・研修

コンプライアンス態勢の強化と企業倫理の浸透を図るために、法規範(社内規程類を含む)、社会的規範の尊重、企業倫理等に関する研修を定期的に行います。