お米をまもるはなし
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  たいさく        えど   たいじ                しぜんかんきょう昔から人々は、お米の病気や害虫、雑草に対するさまざまな対策方法をあみ出してきました。江戸時代には、害虫を退治するためにクジラの油を使ったという記録もあります。そして今、お米の農薬は人や動植物、自然環境を大切にしながら進化しています。科学と農薬の進化での農薬は、害虫や病気、雑草の弱点を      こうげきの力で攻撃するものでした。これに対し、注目されているのが“お米を元気にす                      しんにゅう   てき薬です。お米にも外部から侵入する敵に     めんえき       しくて戦う免疫という仕組みがあり、その働発にするのです。 びょうげんきん  さいぼう  かべ と きけん  しんにゅうしゃ               びせいぶつ化合物だけでなく、微生物も農薬づくりに利用されています。その一つが、土の中にすむトリ       きん           さっきんざい        きんコデルマ菌を成分にした殺菌剤です。この菌   なえ         しゅうかく は、苗づくりから収穫のころまで発生する「ばかなえびょう       いくびょうばこ苗病」に対し、育苗箱の中で最初に戦ってそのさいぼう  かべ   と細胞の壁を溶かして食べてしまいます。  びせいぶつ    お米を元気にする、新しい農薬。病原菌の細胞の壁をかしてしまうんだ!危険な侵入者はやっつけろ!微生物を成分にした農薬にも注目。

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