キャベツとチャをまもるはなし電子ブック
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ステージ3ステージ2       つ                 いっせい   のチャを摘む時期には、新芽が一斉に伸びるように枝                       きを切りそろえる「整枝」と、樹の高さを切り下げる                              しゅうりょう「更新」作業が欠かせません。いずれも収量を多くする               てきさいとともに、機械摘採をしやすくするための作業です。    つチャ摘みは、1年に4〜5回ほど。最初に芽生えた新芽          つ大量に摘まれたチャの葉は製茶所へと運ばれ、葉っ      む                  さいぼうぱの「蒸し」、蒸した葉っぱの細胞を整えながら形を          も                 かんそうそろえる「揉み」、水分や油分の「乾燥」というように                  ほどこさまざまな製茶加工が施されていきます。その多くは                                 ふ機械で自動化されていますが、大小の振るい分けなせいしてきさいこうしんを摘んだのが、一番茶。さらに二番茶、三番茶……と よ                                て づ呼んでいきます。一枚、一枚チャの葉を手摘みする作業は大変な労力を要しましたが、今では機械により自動化されています。どは手作業で行うことも。こうしてチャの葉っぱは、                           とどおいしい“お茶”となって消費者に届けられていきます。整枝・更新摘採製茶17

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