お米をまもるはなし
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              みのが  かんせん  ひがい               さっきんざいお米づくりで見逃せないのが、その年の気象条件によって大発生する、いもち病やもんがれ病などです。一度、かかると治らないうえにまわりに感染するので、昔から大きな被害をあたえてきました。そんな病気からお米を守る農薬が、殺菌剤です。と  ん  ど  が 糸 しじ状ょう菌きんなどのカビる  カ  ビ  と  同   じ  よ  う  に湿 しっ気けが大  好  き  で 、葉   に  つ  い  た 水すい滴てきなどを  通  し  て 感かん染せんしていきます。一  方  、 も  ん  が  れ  病 の菌 きんは、暑い手て な  は  ず  な  の  で  す  が、地ちき球ゅう温おん暖だん化か のえ影いき響ょうか らか、東北地方でお米の病気の正体は、そのほ類です。お風呂などに発生すお米の病気病気の原因って、なんなのだろう?いもち病も、夏バテする!お米も人間と同じ。病気に気をつけないと、スクスク成長できない。夏に発生するいもち病ですが、じつは冷夏が大好き。暑すぎる夏には元気がなくなります。夏が大好き。涼しいところは に苦がも発生するようになりました。気温が低く雨が多い時        もみに、お米の■だけに発生します。ほ      いこう穂が出る以降に、下の葉から上の葉へと発病が進みます。いもち病とならぶ、お米の2大病害。主に、お   くき米の茎に発生します。   ほ もみ葉、穂、■など、お米の根以外のほとんどの部分に発生します。秋の天候が悪いときに発生 いな暑い夏に雨が多いと多発【ごま葉がれ病】 ほ穂が出てくる頃に発生【もんがれ病】お米のどの部分にも、発生26【稲こうじ病】【いもち病】

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