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【園芸殺菌剤】 ストロビーフロアブル(クレソキシムメチル水和剤)
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登録番号 |
第21987号 [BASFジャパン㈱ 登録] |
成分 |
クレソキシムメチル 44.2% |
性状 |
類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒性 |
普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
販売地域 |
北海道限定 |
有効年限 |
4年 |
包装 |
500ml×20本、1L×12本 |
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製品安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
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SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。
詳しくは「一般市民向け受信相談の無料化について」をご参照ください。
特長
- 有効成分クレソキシムメチルにより、従来の殺菌剤とは異なる作用機作を備えています。
- 各種作物のうどんこ病菌に優れた効果を示しますが、ねぎのさび病菌など他の重要な病害にも幅広い活性が認められています。
- 予防効果が特に優れていますが、胞子形成阻害効果も示し、二次感染を防ぎます。
- ベーパーアクションの作用により、植物体に均一に拡散して葉表面のワックス層に吸着されるため、安定した効果を維持することができます。
適用病害と使用方法2018年1月17日現在作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | クレソキシムメチルを含む農薬の総使用回数 | |
麦類(小麦を除く)
小麦 | 赤かび病
赤さび病
うどんこ病 | 2000~3000倍 | 60~150L/10a | 収穫14日前まで | 3回以内 | 散布 | 3回以内 | |
小麦 | 赤かび病 | 500倍 | 25L/10a | |
はくさい | 黒斑病
白斑病
べと病 | 3000倍 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | |
たかな | 白斑病 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
のざわな | べと病 | 収穫14日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |
たいさい | 白斑病 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
タアサイ | 白さび病 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | |
なばな | 3000~4000倍 | 2回以内 | 2回以内 | |
おおさきな | 黒斑病 | 3000倍 | |
かぼちゃ | うどんこ病
べと病 | 3回以内 | 3回以内 | |
きゅうり | うどんこ病
褐斑病
炭疽病
べと病 | |
すいか | うどんこ病
炭疽病
つる枯病 | 2000~3000倍 | |
にがうり | うどんこ病
べと病 | 3000倍 | 収穫7日前まで | |
メロン | うどんこ病
つる枯病
べと病 | 2000~3000倍 | 収穫前日まで | |
ズッキーニ | うどんこ病 | 3000倍 | |
うり類(漬物用) | うどんこ病
炭疽病
つる枯病
べと病 | 収穫3日前まで | |
ピーマン | うどんこ病
黒枯病 | 収穫前日まで | |
なす | うどんこ病
すすかび病 | |
とうがらし類(ししとうを除く) | うどんこ病 | 4000倍 | 2回以内 | 2回以内 | |
ししとう | うどんこ病
黒枯病 | |
さやえんどう
実えんどう | さび病 | 3000倍 | |
アスパラガス | 斑点病 | 2000倍 | 100~500L/10a | 3回以内 | 3回以内 | |
いちご | うどんこ病 | 3000~5000倍 | 100~300L/10a | |
しゅんぎく | 炭疽病 | 3000倍 | 収穫14日前まで | |
食用ぎく | 褐斑病
黒斑病
白さび病 | 収穫3日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
食用ゆり | 葉枯病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |
たまねぎ | 灰色かび病 | 2000~3000倍 | 収穫14日前まで | |
灰色腐敗病 | 2000倍 | |
にら | さび病
白斑葉枯病 | 3000倍 | 収穫前日まで | |
にんじん | 黒葉枯病 | 2000~3000倍 | 収穫7日前まで | |
斑点病 | 3000倍 | |
にんにく | さび病 | 2000倍 | |
らっきょう | 乾腐病 | 200倍 | - | 植付前 | 1回 | 30分間種球浸漬 | 1回 | |
たらのき | そうか病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫75日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | |
ねぎ | 黄斑病
黒斑病
さび病 | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |
わけぎ | 灰色かび病 | 3000倍 | 収穫21日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
きく(葉) | 褐斑病
黒斑病
白さび病 | 収穫7日前まで | |
すいぜんじな | 黒斑病 | 収穫14日前まで | |
食用金魚草 | さび病 | 収穫7日前まで | |
やまのいも(むかご) | 葉渋病 | 2000倍 | 3回以内 | 3回以内 | |
葉にんにく | さび病 | 収穫14日前まで | |
食用トレニア | うどんこ病 | 4000倍 | 収穫3日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
きゅうり(花) | うどんこ病
褐斑病
べと病 | 3000倍 | |
食用パンジー | うどんこ病 | 4000倍 | 収穫7日前まで | |
にら(花茎) | さび病
白斑葉枯病 | 3000倍 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | |
食用西洋たんぽぽ | うどんこ病 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
食用かえで(葉) | 収穫45日前まで | |
しそ科葉菜類(しそを除く)
しそ | 灰色かび病 | 収穫7日前まで | |
しそ | 斑点病 | 4000倍 | |
セルリー | 3000倍 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | |
チャービル | うどんこ病 | 収穫3日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
パセリ | 収穫14日前まで | 1回 | 1回 | |
ディル(葉) | 収穫3日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |
サラダ菜 | 褐斑病 | 3回以内 | 3回以内 | |
アスター | さび病 | 2000~3000倍 | 発病初期 | |
きく | 褐斑病
黒斑病
白さび病 | |
りんどう | 褐斑病
黒斑病 | 2000倍 | 100~700L/10a | |
やまのいも | 葉渋病 | 2000~3000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | |
茶 | 網もち病
もち病 | 2000倍 | 200~400L/10a | 摘採10日前まで | |
新梢枯死症
炭疽病
輪斑病 | 2000~3000倍 | |
てんさい | 褐斑病 | 100~300L/10a | 収穫21日前まで | |
葉腐病 | 2000倍 | | ダウンロード- PDF版適用表

注意事項
- 使用にあたっては容器をよく振ってください。
- 散布液調製の際は、水をかきまぜながら所定量を徐々に加えてください。
- 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤との輪番で使用してください。
- 小麦に対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
- いちごの施設栽培で施設内が高温多湿な場合は、薬害を防ぐため散布後十分な換気をおこなってください。また、特に散布後高温が予想される場合は使用しないでください。
- 浸透性を高める効果のある展着剤を混用すると薬害を生じる場合があるので、展着剤混用にあたっては事前にその適否を確認してください。
- メロンに使用する場合、交配~幼果期までの散布では薬害を生じることがあるので、この時期の散布はさけてください。
- きくに使用する場合には、高温多湿条件下では薬害を生じる場合があるので使用しないでください。
- きくに使用する場合には、他剤との混用で薬害が生じる場合があるので注意してください。
- はくさいに使用する場合には、結球後期(あたまとじ)までの散布で薬害が生じる場合があるので、使用をさけてください。
- はくさいに使用する場合には、高温多湿条件下では薬害を生じる場合があるので、使用をさけてください。
- 食用金魚草に使用する場合、開花後の花に薬害を生じるおそれがあるので、開花前までに散布してください。また、花に薬害を生じるため、観賞用である(非食用)金魚草には使用しないでください。
- のざわなに使用する場合には、幼苗期の散布は多湿条件下では薬害が生じるおそれがあるので注意してください。
- しゅんぎくに使用する場合には、幼苗期の散布は多湿条件下では薬害が生じるおそれがあるので注意してください。
- アスパラガスに使用する場合には、高温多湿条件下では薬害を生じる場合があるので使用をさけてください。展着剤の加用はさけてください。
- 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
- 適用作物群に属する作物、または、その新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
安全使用上の注意
- 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
- 使用の際は不浸透性手袋などを着用してください。
- 魚毒性等…使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また空容器、空袋などは水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。
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