クミアイ化学工業株式会社

製品情報

【水稲/殺菌剤】
クミアイ ビーム粉剤DL(トリシクラゾール粉剤)

登録番号 第15272号 [クミアイ化学工業㈱ 登録]
成分 トリシクラゾール 1.0%
性状 類白色粉末 45µm以下 浮遊性指数20以下
毒性 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 非該当
販売地域 全国
有効年限 5年
包装 3kg×8袋
作用機構分類番号(RACコード) 殺菌剤分類 16.1

安全データシート(SDS)

安全データシート(SDS)閲覧の際のご注意
SDSに掲載している内容のうち、公益財団法人日本中毒情報センターへの一般市民向け受信相談のお問い合わせ方法が変更となりました。 詳しくは「一般市民向け受信相談について」をご参照ください。


特長

いもち病に高い効果
いもち病菌に対する侵入阻止効果が強く、予防散布によって葉いもち、穂いもちの防除に効果を発揮します。特に穂いもちには卓越した防除力を持っています。また、胞子形成阻害、胞子飛散阻害と胞子病原力低下による二次感染防止等にも強い作用を示し、発病後の散布でも良い効果を示します。また他剤に耐性を持ついもち病菌の防除にも有効です。
優れた浸透移行性
処理されたビームは、速やかに稲体内に浸透し、上方へ移行します。移行したビームは、葉身部特に葉緑部および葉身先端部に集中する傾向を示し、いもち病菌の侵入を防止します。浸透移行性により、散布後の降雨による影響も少ないため安定した高い効果を示します。
安定した予防効果
稲体内に分布したビームは、いもち病菌の侵入を防ぎ、安定した予防効果を発揮します。
優れた残効性
ビームは稲体内に長期間とどまるため、侵入阻止作用と二次感染阻害作用により、長期間安定した効果を示します。また発病後の蔓延もおさえるため、長い残効性を示します。

適用病害と使用方法

2006年11月6日現在
作物名適用病害名使用量使用時期本剤の使用回数使用方法トリシクラゾールを含む農薬の総使用回数 
いもち病3~4kg/10a収穫7日前まで3回以内散布4回以内(但し、育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 
穂枯れ(ごま葉枯病菌)4kg/10a 

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PDF版適用表
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使用上のポイント

ビームは、予防効果(特に侵入阻止効果)が強く残効性にも優れているので、早めの散布を心がけてください。また、発病後の散布でも二次感染阻止作用で優れた蔓延阻止効果を示します。

葉いもち
発生が予想される場合または発生をみたら直ちに散布してください。
穂いもち
穂ばらみ後期頃に散布してください。多発生が予想される場合、穂ぞろい期頃の追加散布をお勧めします。

注意事項

  • いもち病発生に際して予防的に散布したほうがより効果的です。
  • 葉いもちに対して発生が予想される場合、または初発生をみたら直ちに散布してください。
  • 穂いもちに対しては穂ばらみ後期の頃に散布してください。なお、多発生が予想される場合にはさらに出穂後に散布することをお勧めします。
  • 野菜類の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水等)には、薬害を生じるおそれがあるのでかからないように注意して散布してください。
  • 飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく、流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布してください。

安全使用上の注意

  • 取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。 使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 皮ふに対して弱い刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないように注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをしてください。
  • 保管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。

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製品画像

ビーム粉剤DL製品写真_3kg袋
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